新・展開指数理論とは?
展開パターンから割り出す展開ポイントで軸馬、相手馬を導く理論

展開パターン

1.展開パターンの定義

前2走の4角位置取りで決める『逃げ』『先行』『差し』『追込』
一般的な脚質とは異なるため<展開パターン>と呼ぶ

 

<展開の定義>
前2走の
4角順位
前走
1〜2番手 3〜4番手 5〜8番手 9番手以降


1〜2番手 逃げ 逃げ 先行 先行
3〜4番手 逃げ 先行 差し 差し
5〜8番手 先行 差し 差し 追込
9番手以降 先行 差し 追込 追込

 

2.前走出走距離・トラック

前走と今走の出走距離、またはトラック(ダートから芝、芝からダート)によって、成績やそれに伴う期待度は変わってくる。

1で定義された<展開パターン>をさらに前走と比較した「同距離・短縮・延長・別トラック(ダート⇒芝、芝⇒ダート)」の4つに区分し、データ分析を行なう。

 

3.『逃げ』の頭数

1、2に加えて展開のカギを握る、レースでの『逃げ』頭数の大小を条件に組み込み、データ化。

 

4.展開ポイントの算出

 

展開ポイントの構成

 

勝利ポイントとは 展開パターンごとの勝率÷平均勝率(7.5%)×5
※10ポイントが上限値 1ポイントが下限値
回収ポイントとは 展開パターンごとの単勝回収率÷平均単勝回収率(80.0%)×5
※10ポイントが上限値 1ポイントが下限値

基本的に展開ポイント11以上の馬を推奨


5.展開マップ

 

展開ポイントの分布で出走馬を5つに区分。

 

展開マップ説明図 スーパースターホース→SS
勝利P以上 回収P以上
平均勝率を超え、単勝回収率128%以上の優秀馬全馬が主軸候補

スターホース→S
勝利P以上 回収P以上未満
人気上位〜中位馬が主軸候補
マネーホース→M ダークホース→D
勝利P以上 回収P未満
単勝回収率は低いが、勝率が高く、押さ えておきたいゾーン人気上位馬が主軸候補
勝利P未満 回収P以上
大駆けタイプ
負け組ホース→無印
勝利P未満 回収P未満  
 
サンプル東京芝1400mではこうなる
 
「逃げ」0〜2頭
芝1400m(同距離) 芝1500m以上(短縮) 芝1200m以下(延長) ダート(別トラック)
勝利P 回収P 合計 勝利P 回収P 合計 勝利P 回収P 合計 勝利P 回収P 合計
8.3 4.5 12.8 9.1 7.8 16.9 8.6 2.9 11.5 8.7 6.6 15.3
8.9 4.2 13.1 5.3 2.9 8.2 5.1 8.8 13.9 5.8 9.2 15.0
4.7 1.8 6.5 6.3 5.8 12.1 3.2 2.1 5.3 4.9 4.9 9.8
2.4 5.3 7.7 3.3 2.9 6.2 2.1 1.7 3.8 1.3 1.7 3.0
「逃げ」3頭以上
芝1400m(同距離) 芝1500m以上(短縮) 芝1200m以下(延長) ダート(別トラック)
勝利P 回収P 合計 勝利P 回収P 合計 勝利P 回収P 合計 勝利P 回収P 合計
10.0 5.9 15.9 7.3 4.0 11.3 4.5 3.2 7.7 4.3 4.1 8.4
5.0 4.1 9.1 4.1 5.0 9.1 4.3 5.9 10.2 5.5 8.5 14.0
5.8 3.7 9.5 6.7 6.6 13.3 3.1 5.8 8.9 2.1 5.5 7.6
2.7 7.4 10.1 2.8 3.0 S5.8 2.4 1.8 4.2 1.8 1.7 3.5

狙い目
「逃げ」0〜2頭 「逃げ」3頭以上
展開タイプ先行 芝1400m 展開タイプ逃げ 芝1400m
展開タイプ逃げ 芝1500m 展開タイプ逃げ 芝1500m
展開タイプ逃げ ダート 展開タイプ逃げ ダート